2009年6月25日木曜日

木村カエラにみるコラボ力の価値

木村カエラ。
ニューアルバムもありアーティストとしてのデビュー5周年でもありメディアへの露出が多目な最近。


sakusakuに出演してた頃から目にしてましたし、音楽もけっこう好きですが、最近あらためて彼女すごいなーって思います。何がすごいってそのコラボ力とでも言うものが。

ニュートラルなところと個性的なところと両立してて、コラボすれば相手の色に染まる部分を持ちながらも自分の色も出せる、そんなふうに見えます。

そしてそのバランスの良さが、彼女をとても自然体に見せてくれている気もします。


アーティストって普通、ニュートラルな対象を自分の色に染めるような力が強いと思うのですが(木村カエラがそういう力が弱いと言っているわけではないですよ)、アーティストでありながら自分自身を他のアーティストの色を表現するニュートラルな存在にすることができる、これはすごいなと。


で。個性とニュートラルのバランスがよい存在って、ある種のすぐれた商品とかにも当てはまる気がするんです。

例えば良いデザインの服。服はそれを着ている人の個性を表現する媒体であると同時に、服そのものも魅力を持っています。それらが良いバランスだと、着ている人はより魅力的に見えるし、服自体も魅力的に見えると思います。家具なんかもそうじゃないかな。


一方的でない関係性を持てる存在同士で、ニュートラルな部分(≒器としての価値)と個性的な部分とのバランスが絶妙であると、総体としての価値が増すような。

ってことで(?)、カエラ新アルバム欲しいな。

今回は携帯からの更新。

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